今月、東京観光の際、迎賓館赤坂離宮に訪れた。
なかなか来ることがないかと思うが、日本にはめずらしい豪華な建築様式となっており、建築を仕事にしている人にとっては、知らない人はいないと思う。
とはいっても詳しい知識はないが、明治時代にジョサイア・コンドルの弟子であった片山東熊が設計したものを震災などの影響により、改修を行い、今の形があるようだ。
改修の際は、村野藤吾、谷口吉郎といった著名な建築家により行われた。
基本的に内部の写真撮影はNGだが、今回は特別に内部の撮影が出来る場所があった。
近くで見るととんでもない大きさのシャンデリアが吊り下げられている。
壁面、天井も絵画や装飾が敷き詰められていて、ヨーロッパのゴシック建築のようだった。
壁面には、大きな鏡を配置することで、部屋全体を広く見せるようにしているという。
全体的には洋風建築としているが、壁画などは日本屏風に書かれているような風景となっており、和洋折衷を感じさせる。
カーテン、窓枠も彫刻が施されており、細かな装飾になっている。
ドアノブには金を使った装飾になっている。
裏側の庭園の噴水、清掃が行き届いており、カフェスペース、お土産コーナーもあった。
表から全景。カフェスペースでは飲食をしている外国人も多くいた。
迎賓館の近くのカフェで一息。このカフェは迎賓館の近くにあり、お土産コーナーもあった。地下1階にあるがカフェがドーナッツの周り部分になっていて中心は噴水、吹き抜けで採光が入ってくる。作業のしやすい環境で滞在してる人が多かった。
普段なかなか見ることが出来ない建築なので、じっくり堪能することができた。